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ある昼下がり、キス一回

ある昼下がりのSOS団部室。
弁当を平らげて腹ごなしにやってきたその部屋には主であるハルヒが先客で来ていた。
どうやらハルヒは団長席である机の上に腕を枕にして昼寝をしているようだ。
耳を澄ますと、くーかーくーかーと気持ちの良い寝息が聞こえてくる。
俺はちょうどハルヒの寝顔の真正面に来るように団長席の横に椅子を持ち陣取った。
その場所は柔らかい日差しが差し込んでポカポカと暖かい。これはハルヒじゃなくても寝てしまう心地よさだ。
さすがに次の授業はサボるとあまりよろしくないので俺は気持ち良さそうに寝息を立てるハルヒの柔らかいほっぺたにちょっかいを出す。
つんつん突付いたりたまに軽く抓ってみたり。なんだか子どもをあやす気分になってきてハルヒが起きるのも構わず続ける。

「いつまでやってんのよ」
俺が夢中になってる間に眠り姫はとっくにお目覚めのようで、ほっぺたで遊ぶ俺の手を取る。

「高いわよ」
「そりゃ困った。で、いくら搾取されるんだ?」
ニヤリと笑うハルヒの口から出た言葉は。
「キス一回」
それって高いのかな。なんて野暮なことは聞かずに俺は素早くハルヒに口付ける。

ある昼下がりのSOS団部室。

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Author:R254
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