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スウツ!

「ほら、キョン、起きなさい!!」
「ううう……ハルヒ。あ、あと5分……」
んもう、なんて寝起きが悪いのかしら。諦めてさっさと起きちゃえば楽なのに。
休みの日ならほっといてもいいけれど今日は平日、キョンには悪いけど何が何でも起きてもらうわよ。
「こらー! 起 き な さ い !」
そう言って思いっきり布団をはがす。やめてくれー!って言う元気があるなら早く起きなさい。

「ほら、顔洗って着替える!」
「わかったよ。しかし毎日朝から元気だよな……おまえ」
キョンの寝起きが悪すぎるのよ。早く用意してリビングに来なさい。
あたしはそう言って朝食の支度に戻った。

あら?もうそろそろこっちに来てもいい頃なんだけど。
時計を見るとキョンが起きてから15分程経っている。
ちょっと二度寝してるんじゃないんでしょうね!
寝室に駆け込むとキョンは着替えの真っ最中。あら失礼。
「そんなにのんびりしてると朝ごはん食べ損ねるわよ」
「ハルヒ、丁度いいところにきた。ネクタイどっちがいいと思う?」
キョンは2本のネクタイを持って鏡の前で決めかねているみたい。
「んもう、そんなのちゃちゃっと決めちゃいなさいよ!」
こういうのは考えれば考えるほどドツボにはまるのよ、まったくもう。
あたしはキョンの右手にある淡い黄色のタイをつかんで、こっち!と差し出した。
ブルーのストライプのドレスシャツだからいい感じにしっくり来るわよ。
「ありがとな。毎朝のことなんだけど、どうも慣れなくてな」
なんてブツブツ言いながらネクタイを結ぶキョンを眺める。
キョンのスーツ姿は……正直たまらないわね。
特にネクタイを結ぶところなんて。ジャケットを着ているのもいいけど、シャツだけのときもなかなか。
って何考えてるのよ、あたし!!

「ほら、できたぞ。ん?なにニヤニヤしてんだよ」
「えっ?えっ?な、なんのこと」
食い入るように見てたのがまずかったかしら。に、ニヤニヤしてるかしら、あたし。
なんか顔が熱くなってる気がするんだけど……。
キョンはじーっとあたしのことを覗き込んで
「おまえ、スーツ好きだろ」
ですって!キョンったらしてやったりって顔で生意気だわ!
「そうかあ、おまえスーツ萌えか」
「そっそうよ!悪い?キョンのスーツ姿、か、格好いいのよ!!」
「ほう、それはそれは。嬉しいねえ。ハルヒ」
そういってキョンは真っ赤になっているだろうあたしにキスをしてきた。

キョンがポニーテール萌えならあたしはスーツ萌えね。

スウツ! verキョン

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