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チョコレート

「これ美味しいのよ」
そう言ってハルヒが手渡してきたものはチョコレート。薄ピンク色のアルミっぽい包装で一口サイズだ。
「バレンタインの時期になると、どっから沸いて出たのかわからないくらいチョコレートだらけになるじゃない?
人にあげるついでに美味しそうなものがあるとついつい買っちゃうのよね」
とういことでそのついつい買ってしまったうちの一つ、というものを頂いたわけだ。
ハルヒはさっきからバクバク食べている。おい、そんなに食べると太るぞ。
「うるさいわね。止まんないのよ、コレ」
ふーん、じゃいただきますか。

……俗に言うリキュール入りチョコレートだ。しかも結構強くないか!?
「おまえ、何個食った?」
「えーと、あんたに1個あげたから13個?さすがに食べ過ぎたわね」
おいおいハルヒよ、顔が赤いぞ。パッケージを見てみるとアルコール分6.3%だと。
「あらら?なんかふらふらするわね~、もしかして酔っ払っちゃったかしら」
そのようです、団長さん。えへへーじゃありません。
さて、どうするかね。このまま部室に放置もいいけどさすがにそりゃまずいだろ。

どうするかな。
……ちょっといたずら心が芽生えたかもしれん。

気分がよさそうなハルヒに近づくいて抱きしめる。酔ってるせいか反撃してくるどころか逆に抱きついてきた。
む、これは上手くいかないかも知れんな。まあ試してみるか。

「好きだぞ、ハルヒ」
耳元でささやいてみた。さすがに恥ずかしいな。

あ、固まった。

なんか抱きついている腕に力が入ってませんか?
顔を覗き込んでみると見事に真っ赤になったハルヒ。
「うっ…………」
酔いは醒めたようだな、ハルヒさんよ。
抱きしめた腕を解こうかと思ったが真っ赤になったハルヒが可愛くて。
ぶっ飛ばされるかなと思いながらキスをした。

「もう!アルコールは夏合宿のときにやめようと思ったのに!!まさかチョコレートごときにやられるとは思わなかったわ。なんで止めなかったのよ、バカキョン!」
おいおいおい、買ったのはお前だろうが。しかも顔が笑ってるぞ、ハルヒ。
ま、あのチョコレートは美味いよな。でも残りは家か俺のいる場所で食えよ。
ハルヒの酔った顔なんてほかの男に見せたくないからな。

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