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S?M?

今日はあたしだけ掃除当番。
んもう、なんでこんな制度があるのかしら。これ私立なら掃除のおばちゃんとかが入って生徒には掃除なんてやらせないんだわ、きっと。
あたしは掃除当番を大至急終わらせていつもの部室に急いだ。

「やっほー!おっまたせー!!」
景気づけに文芸部室のドアを思いっきり開く。

「おう、お疲れさん」
団長席に座ってインターネットをやってるキョンが気の抜けた声であたしを出迎える。
ちょっと、せっかくの部活なんだからもう少しやる気を出しなさいよ。
その横でいつ見ても萌キャラよろしくなみくるちゃんがお茶の準備を始めようとしている。
「あっ、涼宮さん、お疲れ様です。今、お茶入れますね~」
うーん、みくるちゃん。あなたっていつ見ても可愛いわよね!目の保養よ、ほ よ う !
有希はいつもと同じ席で微動だにせず読書してるようね。
一体この子は今までで何冊くらい本を読んでるのかしら?うん、今度オススメでも聞いてみよう。
で、古泉くんはキョンが相手をしてくれないせいか一人で詰め将棋をしているわ。
まー、必ず負けちゃうほど弱いってのに毎度キョンと対戦して面白いのかしら?
あたしなら絶対負けたくないから何が何でも勝つけどね!

「なあ、ハルヒ。おまえSか?Mか?」
団長席を陣取ってるキョンがいきなり声をかけてきた。
「は?SとM?」
「そう、SかM」
ちょ、ちょっと!いきなりなんてこと聞くのよ、キョンったら!
あたしが少し動揺していたら、あいつ「うーん、おまえはどう見てもSだよな」ですって。
え、ええ。そりゃあSですよ。ってなんで分かるのよ!
「じゃ、じゃあ、そういうあんたは何なのよ」
「え?俺?ああ、俺はMってところかな」
「……ふーん」
まあ、そんなところよね。と思ってたらキョンは次のターゲットをみくるちゃんに合わせてきた。
「朝比奈さんは……M、ですかね?」
「え~?そうですかあ?」
ちょっとー!!なんてこと聞いてんのよっ!確かにみくるちゃんはMだと思うけど、それは一部だけであって他はSでしょっ!!
「ええ、そうですね。僕も朝比奈さんはMだと思います」
って、古泉くんまで何言ってんのよっ!
「ちなみに僕もMでしょうか」
「ああ、そんな感じだな」
……そうね、古泉くんはキョンと同じでMよね。
そしてキョンの目線が窓際で本を読んでいる有希に合わさる。
ちょっとどこ見てんのよ!キョン!!
「長門……おまえは、「こらー!エロキョン!やめなさいっ!!」
はっ、思わず我慢できなくて被せちゃったわ。

「ちょっとキョン!女の子にサイズ聞いて何なのよ!失礼よっ」

「……ハルヒ?」
「サイズ?」
「涼宮さん?」
キョン以下あたし以外のメンバーの目が一斉にあたしを見る。

「服のサイズではない。これはSM診断」


あたしは思わず部室を飛び出した。
お願い、誰も追いかけないで。

おわり。くだらん。

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Author:R254
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