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邪魔しない

今日はお休み。キョンとあたしはどこに出かけるわけでもなく家でごろごろ。
お昼ごはんも済ませてまったりとした午後。
キョンは何やるわけでもなくテレビを見ている。ずーっと見ていて飽きないのかしら?
あたしはさっきからネットサーフィンをしているんだけど……正直飽きたわ。

「ねえねえ、キョン~」
あたしはソファーに深く沈みテレビを見ているキョンに後ろからじゃれついた。
首に腕を絡めて横から顔を覗き込む。でもキョンはあたしなんかに全然興味を示さない。
「さっきから同じチャンネル見ていて楽しいの?」
「んー」
キョンは相変わらず画面に目を向けたまま生返事で答える。
あたしはどうしてもキョンの興味を引きたくて鬱陶しいくらいにベタベタとまとわり付く。
髪をいじってみたり、耳を引っ張ったり、ほっぺたぷにぷにしてみたり。
それでも全然反応なし。だんだん意地になってきてあたしの妨害もエスカレートしてくる。

キョンのほっぺたにチュッとキスをしても……だめ。
じゃあ次は耳たぶをハムっと甘噛みしても……だめ。

もう、ちょっとくらい相手しなさいよ、キョンったら。

えいっ、これでどうだ!
あたしはキョンの目に手で目隠しをした。これならテレビも見れないもんね!

「ハルヒ」
「なーに?キョン」
ふふん、さすがのキョンもあたしの相手をせざるを得ないわ。

「邪魔しない。テレビが見えん」
目隠しをしているあたしの手をずらし、サラリと爆弾を落とした。

カチン!

「もういいっ!」
我ながら大人気ないと思いつつもまったく相手をしてくれないキョンに無性に腹が立つ。
もういい、もう知らない、キョンなんて大っ嫌いなんだから!とソファーから離れようとした時、急に両手を引かれてあたしはキョンに後ろから抱きついた。

「離れんな。ここにいろ」

一瞬にして立った腹も腰を下ろす勢いで嬉しくなっちゃうのはしょうがないでしょ?
そのままあたしは絡めた腕に少しだけ力を入れてキョンの耳元で大好きと囁いた。

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