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牛乳とハルヒ

「うわっ! え? あっ? ハルヒ!?」
牛乳を持ったまま何もないところで躓いた俺。
目の前にいた着替え中のハルヒに俺は手に持っていた牛乳パックをぶちまけた。

「けほっ、目に入っちゃったじゃない……」

尻餅をついて髪から牛乳の白い液体を滴らせながら涙目で睨み付けてくるハルヒはちょっと別の何かを連想させる、ってそんなことこんなクソ忙しい朝に考えてる暇はこれっぽっちもないんじゃないかと、俺は一体何を考えてって……
あ、あ、ああそうだ! 風呂、風呂だ風呂!

「すすすす、すまん!」

勝手にどもる自分に落ち着け静まれと言い聞かせ、着替え中なのになぜかノーブラにシャツを羽織った姿で頭から足元まで牛乳まみれになってるハルヒを風呂場まで引っ張っていく。
浴室にハルヒを入れてそのまま出てくれば良かったのに、そのときの俺は変な想像が頭を駆け巡りすぎているせいか思考がまともじゃなかったんだ。
無駄に焦っている俺はシャワーを手に取り蛇口の栓を思い切りひねった。

「ちょ、ちょっと、キョン!」

ハルヒの慌てた声で正気に戻るが時既に遅し。そこには牛乳ではなく水を頭から被ったずぶ濡れのハルヒが。
水で濡れたシャツが肌に張り付き白い滑らかな肌が透けて見える。それがいつもに増してなんとも色っぽく見えるのはどうしようもない事で俺の心臓はバクバクと早鐘を打ち出し、目線が勝手にはだけた胸元へ行ってしまうのは男なら誰も攻められまい。

ゴクリ。

自分の意思とは関係なく動く俺の腕がハルヒの小さい肩を掴み、そのまま細い首筋に吸い込まれるように唇を寄せて……

いてっ!
思い切りハルヒに叩かれたところで我に返る。

「もうっ! エロキョン!! バカキョン!! キョンのエッチ!」
と真っ赤な顔をしたハルヒに俺は浴室から叩き出された。

朝っぱらから俺は一体何をしているんだろう。
ああ……情熱を、持て余す。

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