スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

私が欲しい

平和な一日、SOS団の部室である。
団長である涼宮ハルヒは、かなりの間パソコンの画面と決着の付きそうにないにらめっこをしている。

俺は古泉と顔を突き合わせオセロ対戦中だ。もちろん俺の優位だ、相変わらずこいつは弱い。
「うーん……」
「どうしたハルヒ?さっきからウンウン言ってうるさいぞ」
「うっさいわね、もう。うーん」
なんだかいつもの覇気がないな。俺はちょっと気になってハルヒがにらめっこをしているパソコンのモニタを覗き込んだ。
何を見てるんだ?
「あ、うん。ちょっとこれが欲しいなーって思ってるんだけど」
「なになに……。スレンダー○ェイパー?なんだこれ、ダイエット器具?」
「テレビショッピングでコマーシャルやっててね、見てたらすんごく欲しくなっちゃったのよ」
ハルヒが欲しいと言っているダイエット器具はブルブル揺れて脂肪を刺激するというものらしい。
つか、おまえこんなの買ってどうするんだよ。
「だって、着けていればシェイプアップ!って書いてあるじゃない。お年頃の女の子にはとても気になる一品よ!」
そうか、それなら世の中の人間の腹は細い人だらけだな。
「ハルヒには必要ないんじゃないか」
「何でよ」
だってウエスト細いじゃないか、腹もぺたんこだし。これ以上細くしてどうすんだよ。
「うーん、そうかしら?キョンがそういうなら……。でもCM見てると欲しくなっちゃうのよー!」

俺とハルヒが仲良く画面を見ている横で朝比奈さんがつぶやいた。
「キョンくん、なんで涼宮さんのお腹がぺったんこなのを知ってるんですか?」
「僕もこの件について少々興味がありますが」
「……同意」

は、え、?それは……
「このエロキョン!!!」
下からハルヒの強烈アッパーを食らった俺は気を失った。
おまえボクシングの才能ありすぎだぞ。

Utility

ABOUT

R254

Author:R254
掌編のみのテキストサイト。
ノーマルと腐が同居。
開店休業中です。

CONTENTS

■INDEX
■涼宮ハルヒの憂鬱 ■サイトについて
■オフライン
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。